笑顔のつくり方

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森の謌 エステルーム・店長
越智まどか

自分の技術と空間作りで「内側から人を美しく」したい。私は、指示を出して仕切る方ではないので皆さんに相談しながらお店づくりをしています。協力し、支えてくれるスタッフは本当に大切な存在です。

【真鍋】
まずは「R-1グランプリ」決勝戦お疲れ様でした!
【越智】
ありがとうございます。
【真鍋】
接客ロールプレイングの「R」なんですよね?
最初聞いた時、ピン芸人の方かと思った。(笑)
【越智】
(笑)そっちではないです。
【真鍋】
優勝は逃してしまいましたけど、 リバース東京代表として参戦した「R-1グランプリ」 振り返っていかがでしたか?
【越智】
とても光栄でしたし、いい経験ができました。
ただ、予選では落ち着いてできたのに 決勝では緊張してしまって自分らしい接客が できなかったのが心残りです。
【真鍋】
すごい大きなステージだったんですよね?
来年リベンジしたいですか?
【越智】
いえ。来年は他のスタッフに挑戦してほしいですね。
「森の謌」にはまだまだ良いスタッフがいるぞ!
っていうところを見せます!
【真鍋】
さすが店長。意識高いですね!
…って言ってもまだ23歳なんですよね?若い!
セラピストとして所属して何年ですか?
【越智】
今年で4年目になります。
それまでは、トータルビューティーの専門学校に通っていました。
【真鍋】
この店舗はホテルへご宿泊されるお客様に 利用される事がほとんどですよね?
これだけ高級感のあるホテルの中のスパの店長って 担うプレッシャーが相当高い様な気がするんですが…
いくつから店長を務めてるんですか?
【越智】
22歳の時ですね。
【真鍋】
えぇ!?なぜまたそんな展開に?
【越智】
ここの店舗はできてから、もう時期2年になるんですが 元々は店長のいない状態から始まって 当初から周りの皆さんに「店長になれば?」と 言って頂いていたんですが経験的にも気持ち的にも まさか私がと思っていたんです。
私の前に一人、店長を務めてくださったスタッフが この店舗を辞められるタイミングで、 エリアマネージャーからお話を頂きました。
【真鍋】
いくら「R-1」代表の越智さんでも
抜擢された時ドキドキしなかったですか?
【越智】
お話を頂いた時はもう。
「私でいいのかな?」と不安でたまらなかったです。
【真鍋】
ですよね。決断のきっかけは何だったんですか?
【越智】
決断できずに迷っていた中、一緒に働くスタッフみんなに 「どうしよう。私が店長になっていいと思う?」と 聞いて回ってみたんです。するとみんなが 「いいよ!やってみなよ!」と背中を押してくれたんです。
やっと気持ちも落ち着き、前向きに考えられる様になり 「じゃあ、皆さんで支えて下さい。お願いします。」と みんなに伝えた上で、店長就任のお話をお受けしました。
【真鍋】
スタッフは同世代の方達ですか?
【越智】
いえ。30代の方が多いですね。
元々、指示をバンバン出して仕切る方ではないので みんなに相談しながらお店づくりをしていっています。
みんなも支えてくれるし、店長である私を立ててくれるので 本当に感謝していますし、大切な存在です。
【真鍋】
仲間の支えあっての店長就任だったんですね。
実際に店長を務めてみてどうですか?
【越智】
店長は想像していた以上に本当に大変で。
シフト作りや、人数の調整、 ビジネスの観点からの捉えたお店づくりなど 分からない事ばかりで、どうやったらうまくいくのか 今も手探りの状態で、考えながらやっています。
【真鍋】
それはそうですよね。突然できるレベルの業務じゃないですね。
スタッフの皆さんと相談したりしました?
【越智】
そうですね。
まだまだ私だけでは舵取りをしていけない分、 みんなで話す機会は大事だなと思い つい先日、スタッフミーティングの定期化を決めました。
【真鍋】
奮闘中の越智さんを
会社はサポートなどしてくれていますか?
【越智】
エリアマネージャーの照井さんの存在は偉大です。
例えるなら「師匠」ですね(笑)
ビジネスとしての考え方や、順序の付け方など スタッフだけでは解決できない事が出てきた時、 すぐに照井さんに電話してご相談します。
「こういう時はこう考えてこうしてみればいいよ。」
など、私にも分かりやすく説明してくださるので 本当に頼れる存在です。
【真鍋】
店長はスタッフとのコミュニケーションも 会社とのコミュニケーションも大切ですね。
大変そうなお話なのに表情はイキイキしている越智さんを見ていると 本当にこのお仕事が好きなんだなぁって感じますよ!
トータルビューティーの学生時代からセラピストを夢見ていたんですか?
【越智】
いえ。学校はヘアメイクや着付け、ネイルなどを教わっていたんですが ボディケアやアロマトリートメントは全く教わっていないんです。
【真鍋】
えぇ!?そうなんですか?
なぜセラピストを目指すことになったんですか?
【越智】
元々、人を美しくする事が好きだったので学校に入ったんですが 就職活動中、他社の面接を受けている中で メイクをするお仕事をやっていくつもりでいた自分の思いに 徐々に違和感を感じ始めたんです。
その違和感が何なのかをはっきりさせてくれたのが 学校に届いたリバース東京の求人資料でした。
それを見たとき、「これだ!」と感じたんです。
【真鍋】
へぇー!どういった所に?
【越智】
「外側から人を美しく」よりも「内側から人を美しく」したい。
っていう違いなんですが
体内の代謝を高めたり、心をリラックスさせたり、老廃物を流したり 体の中から健康になる事でイキイキとした美しさが、表情や肌に現れる。 そういう内側からの美しさを引き出すお仕事をしたいんだ!と分かったんです。
【真鍋】
あぁ!なるほど!その違和感だったんですね!
【越智】
たださっきも言いましたが、私の通っていた専門学校は ヘアメイクが中心で、ボディケアの授業は全くなかったので 学校から応募したものの未経験からのスタートでした。
【真鍋】
最初からアロマトリートメントへ?
【越智】
最初はボディクリーンだけですね。
前のお店でボディクリーン専任スタッフを1年半務めました。
【真鍋】
会社から言われて?
【越智】
いえ。自分で希望しました。
自分がやっていきたい「内側からの美しさ」の理想に 一番近いものがボディクリーンだと思ったので。
【真鍋】
興味ありますね!どういった面で?
【越智】
表面に浮いた角質(アカ)を落とす事で 代謝が高まり、肌がつるつるになって素肌美につながる事や ボディクリーンにはフェイシャル、リンパドレナージュ 頭皮ケアなどの要素も盛り込まれているので オールマイティに技術を習得できる事も魅力的でした。
【真鍋】
本当に越智さんはスキンケアを重要視しているんですね。
【越智】
私自身、昔からスキンケアは大切にしてきたんですが 表面からどんなにうるおいを与えても限界があって、 「うるおいを生み出せる肌」を作る事が必要だと感じていました。
ただそれは内側から健康にならなければ実現しませんからね。
効率よく内側からも外側からも肌を活性させることのできる ボディークリーンには運命を感じていました。
1年半の間、徹底的にボディクリーンを追究し その後、アロマトリートメント、フェイシャル ボディケア、リフレクソロジーと研修を受け、技術を高めていきました。   
【真鍋】
それだけの数の研修を受けたら頭パンパンになりそう(笑)
大変じゃなかったですか?
【越智】
(笑)研修は毎回大変ですし、1日で学ぶ事がとても多いですが どれも大切な知識なので頑張れますね。
先生も「越智はこうゆうところがあるから」など 一人一人に対してきちんとアドバイスをくれるので とても為になるんです。
【真鍋】
なんでしょうか。越智さんが店長に抜擢された意味が 分かる気がします。本当に頑張り屋さん。
「R-1」に選出された越智流の接客ポイントなどはあるんですか?(笑)
【越智】
そんな大それたものは!(笑)
でもこのお店はお客様にリラックスして頂く空間作りを とても大事にしているので 私自身も接客する上で、笑顔や落ち着いた話し方を意識したり 内容の説明を分かりやすく伝える様に言葉を選んでみたり 安心して心や体を預けて頂ける接客を心がけています。
【真鍋】
丁寧な話し方や言葉選びは、 このインタビューからもすごく感じられますよ。
今後の目標は何でしょうか?
【越智】
そうですね。店長としてもセラピストとしても まだまだ未熟なので今後もたくさんの方をキレイにしていく為に 自分磨きも必要だと思います。
【真鍋】
具体的にはどんな?
【越智】
更に技術を向上し、知識も深め 心を広く持ち、笑顔を絶やさず 一般常識とビジネススキルも高めて みんなを支えられる頼もしさをつけていきたいです。
【真鍋】
いっぱいありすぎ!(笑)
自分の中身を充実させる。
さすがは「内側からの美」を唱える越智さん!
今後のご活躍も期待していますね!
【越智】
ありがとうございます!

取材日:2012年4月24日
インタビュー&文章:真鍋摩緒
撮影:東田将斉

接客コンテスト決勝進出 リバース東京代表 森の謌 エステルーム・店長越智 まどかさん(23歳)セラピストの仲間達とお店を作り上げる楽しさ。自分の手でお客様を癒し、笑顔にできる事。

施術の様子
「R-1グランプリ」決勝進出者
リバース東京・ボディワーク両社のセラピストによる 接客ロールプレイングコンテスト 「R-1グランプリ」にて リバース東京代表として予選を勝ち抜き 決勝進出を果たす。 天性の接客センス、ひたむきな努力、 細やかな心配りに加え、 ビジネススキルが高まれば大化けするのでは。 と大抜擢され、22歳で店長に就任する。
「彼女を助けてあげたい」と思うことで 周りのスタッフまで成長させる 典型的な愛されキャラクターとの事。

協力店舗
協力店舗
【協力店舗】
鶴雅リゾートスパ 森の謌
061-2302
北海道札幌市南区
定山渓温泉東3丁目192
TEL:011-598-2671
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