笑顔のつくり方

本文スタート

2011年度 新人賞1位 エステセラピスト
大野由希さん(23歳)

会話を大事にし、お客様との信頼関係を築いていく事で身内のように安心して体を預けてくださる事がとても嬉しいんです。1位受賞を今度は後輩へ引き継ぎます。

【真鍋】
まずは新人賞1位、おめでとうございます!
【大野】
ありがとうございます。
【真鍋】
全国の店舗で1位になるというのは相当な数の指名を受けないと難しいとお聞きしたんですが何か秘訣などあるんですか?
【大野】
秘訣は…お客さまととにかく話す事でしょうか。
1年目だと技術で先輩方にはかなわないので コミュニケーションをたくさん取る様に心がけています。
何気ない普段の会話の中でお客さまの生活習慣や体の状態が分かりますから、 初めてのお客様でもその方に合わせた施術をしたいんです。
常連のお客さまは自分だけのメモを毎回付けています。
身内のように安心して体を預けてくださるので そのお客様の状態に合わせた施術の強さや時間配分を考えています。
【真鍋】
常連のお客様それぞれのメモを取られているとは!これ大事ですね!!
私も肩こりなどがひどくてボディケアは欠かせないんですが、 前回の事とか体の状態を分かってくれているセラピストさんは 「あ。この人なら安心」って思います。
大野さんは元々、セラピストを目指していたんですか?
【大野】
いえ、ダブルスクールでメイクの学校に行っていたので 美容に携わる何かをやりたいと思っていましたが、 ボディケアやリンパドレナージュは完全に未経験でした。
研修は大学在学中に受けに行きました。
研修は思っていた以上に、知識も技術も覚える事が多くて驚きましたが 未経験であっても分かりやすく、丁寧に教えて頂けるし 好きな事はとことん頑張れるタイプなので、学ぶ事が楽しかったです。
【真鍋】
大学とは別にメイクの学校に加え、研修まで受けるとは!相当な体力ですね。
それだけ楽しくのめり込めたのであれば、きっと研修時から期待されていたんですね。
【大野】
違うんです。実は初め、私は同期のスタッフの中で1番下手だったんです。(笑)
楽しんではいたものの、研修の試験もギリギリ合格できたレベルで。

研修では基本を学び、その後店舗に戻り現場指導を受け、 そこでOKが出てから、晴れて現場デビューなんですが 最初に研修に行ったのに、現場に戻ってもなかなかOKが出ず 結局デビューは一番最後でした。
知識はあってもコツや力の配分が分からなかったり、 こう見えて体力が全然ないので(笑)圧がうまくかからず苦戦が続き どんどん先にデビューしていく同期を見ると焦りばかり感じて 余計に空回ってしまうんです。
【真鍋】
えぇ?体力ないんですか!?(笑)気持ちで頑張っちゃうタイプですね。
そこから新人賞1位に至るまでにいったい何が!?
【大野】
ボディケア指導をしてくれる現店長(納山店長)が 昨年度(2010年度)の新人賞1位受賞者という事を 研修中に他店舗の先輩から聞き、「新人賞」というものの存在を知りましたが、 その時はもちろん自分には縁のないものだと思っていました。
【真鍋】
自分じゃ無理だなぁって思いました?
【大野】
だって、その納山店長に教わっているのに、技術が上がらないし 怒られてばかりで。そんな自分がすごく悔しくて。
なんとかデビューできてもいまいち自信がもてなかったんです。
デビューして2ヶ月は指名も少なくて。
今思うと技術だけではなく自信の無さや迷いが
肌でお客さまに伝わってしまっていたんだと思います。
店長は本当に技術の高い方なので、空いた時間はとにかく教わって 練習を繰り返しました。
【真鍋】
今はそんな雰囲気を全く感じさせない風格がありますけど どこかで分岐点があったんですか?
【大野】
そうですね。当時は技術の高いベテランの方々もたくさんいて、 未経験からスタートした自分は、技術や経験値ではかなわないんだから、 まずはお客さまの体をきちんと知る事を徹底しようと決めました。
元々、学生時代から接客は好きだったし、人見知りを全くしないので 自分らしい、コミュニケーションの多い接客や施術で差をつけていこう!
と思ったらなんだかふっきれました。
【真鍋】
人懐っこい笑顔してますもんねー!兄弟います?
【大野】
兄が2人います。
【真鍋】
完全な末っ子気質ですね!分かります。私もです。(笑)
【大野】
会話を大切にする、自分らしい接客に やり甲斐と自信を感じる様になってきた時期、 急激に指名を頂ける様になって、 秋頃にはデビュー当初の5倍の指名数になっていました。
【真鍋】
5倍はすごいですね!体力ないのに大丈夫ですか!?
とは言え、技術もなかったらそこまで増えませんよね。
【大野】
自信がつくとゆとりも出るし、お客様を知るとそれぞれの施術を考えるので 技術練習でも、モチベーションが変わるんですよね。
技術に妥協しない、ここのお店の環境も自分には良かったと思います。
「新人賞を狙っていこう!」と決心したのもこの頃です。
【真鍋】
狙いにいきましたか!新人賞で更に自信をつけようと?
【大野】
なかなか身に付かない自分を、熱心に指導してくださった店長や先輩に 「デビューしたら恩返しをしたい。」と思っていたので。
【真鍋】
いい娘さんですね(涙)
【大野】
今回受賞できた事で、1番いい形の恩返しになったかなと思います。(笑)
体力的にもハードでしたが、デビューの頃ずっと見たかった 自分の施術で喜んでくださるお客さまの表情を見ると頑張ろう!と思えました。
【真鍋】
いいモチベーションで1年目を終えたんですね。
2年目は更に目標が高くなりそうですか?
【大野】
まだまだ技術や知識を向上したいですね。本を読んだり練習を繰り返し、 もっとお客さま一人一人に寄り添った施術をしたいです。
1年目は自分の事で手いっぱいだったので、 2年目は周りのスタッフやお店作りの事も、もっと考えていきたくて
ミーティングにも積極的に参加しています。

それに、今は後輩達の指導も行っています。やり甲斐もあるしとても楽しいです。
当時の店長や先輩達のように頼れる先輩として支えてあげたいと思っています。
目標は3年連続、上方温泉一休 京都本館から新人賞受賞者を出す事ですね!
【真鍋】
3年連続ですか!お店全体の意識がとても高いんですね!
インタビュー中も笑顔が絶えない大野さんですが
休日はどんな事をしているんですか?
【大野】
温泉に行ってボディケアやリンパドレナージュを受けて、 自分の施術に生かす為に考えたり 友人とお買いものや食事をしながら話をして過ごします。
【真鍋】
お友達とはどんな話題で盛り上がるんですか?
【大野】
日常起こった他愛のない話もしますけれど やっぱり仕事の話が多いですねー。
【真鍋】
休日でも仕事トーク!向上心高すぎ!(笑)
2年目も期待していますね。
【大野】
ありがとうございます!
頑張ります!

取材日:2012年4月6日
インタビュー&文章:真鍋摩緒
撮影:幡中善行

施術や会話でお客様が自分を信頼して色々なお話をしてくださる時。家族や友人とゆっくり過ごす時間。

施術の様子
2011年度 新人賞1位受賞者
リバース東京所属1年目の セラピストを対象に 規定の3ヶ月間の期間での 総合施術時間で競い合う大会にて 堂々の1位を獲得。
人懐っこい性格や笑顔に加え 高い向上心と細やかな心配りが魅力。 いつ休んでいるのかと周囲に聞かれる程 お客様からの指名が後を絶たない。

協力店舗
協力店舗 【協力店舗】
上方温泉一休 京都本館
610-0113
京都府城陽市中芦原25
TEL:0774-54-1419
営業時間 10:00〜25:00 定休日:第二火曜日
http://www.onsen19.jp/